🌸 知る意欲が、人生を豊かにする！愛と知識の黄金バランス 🌸

こんにちは！有宮里夏です。いつもお読みいただきありがとうございます。

こちらのチャンネルでは、私が長年学んでいる気学・周易・論語を通し、実践して成果や効果があったことをお伝えしています。

先日、開催を告知した講座では、たくさんの方にお申し込みいただきました。アーカイブでの受講を希望された方も多く、「知りたい」という意欲を持っている方が多いことを大変嬉しく思っています。

💡 知る意欲は、生きるやる気と比例する

知る意欲は、やる気であり、向上心そのものです。知ることから始まり、実践し、継続していくことで、初めて自分の身につけることができます。

お申し込みくださった方々は、継続力があり、少しずつ環境が変わってきている方、大きく成果を出している方ばかりでした。さらに、2026年に向けて、より大きな成果を出そうという意欲が見て取れました。

私のアメブログでも書きましたが、「知る意欲」は「生きる力＝やる気」と比例しています。

最初に、知識は絶対的に必要です。私も最初の7年ほどは、一生懸命に気学の知識を入れました。その後は、「実践」を繰り返してきました。そうした繰り返しを経て、ようやく「心根（こころね）」が整ってきたと感じています。

💖 愛だけでは偏ってしまう、孔子の教え

現在、私は「知識」と、その土台となる「心根」の両方をお伝えしています。

心根を学ぶにあたり、私は気学と論語から学んでいます。論語は孔子の教えであり、1500年以上も前のものですが、孔子も「知る」ことを非常に大切にし、論語の中で伝えています。

孔子は、目に見えないものや愛情、優しさといったものを「仁愛（じんあい）」という言葉で伝えてくれています。しかし、愛情や目に見えないもの、優しさといったものにばかり偏ってしまうとどうなるでしょうか。

その愛の世界にどっぷりと浸り、「もうこれで私は幸せだ」と満足してしまい、成長意欲を止めてしまうことがあります。目の前のことに執着し、自分のこと以外の方に目を向けられなくなるのです。

これは「偏愛（かたよった愛）」という状態です。偏愛が強くなると、執着が強くなり、結果として学ぶことや知ることをおろそかにすると論語は説いています。

⚖️ 知識と愛、両方のバランスが不可欠

やはり、知識と愛、両方のバランスが大切なのです。

目に見えないものばかりに願いをかけたり、お祈りしたりしても、世の中は変わりません。行動しなければ、現実は変わらないのです。

本当に幸せな世界や平和な世界を作りたいと願うのであれば、瞑想したり教会でお祈りしたりするだけでは変わりません。同じ志を持つ人たちと、行動していくことが必要です。

しかし、その行動する人たちの「心根」が腐っていたり、私利私欲のためであったりしては意味がありません。愛のある人たちが、正しい心根で行動する。これが何よりも大事です。

そのためには、どう行動すべきかという知識が必要になります。

愛と知識は、両方とも比例して大きく膨らませる必要があります。

• 知識ばかりが膨らむと、悪だくみをして愛のない行動をしてしまいます。

• 愛ばかりが膨らむと、その愛の世界にどっぷり浸ってしまい、行動しなくなる。知識を入れたくなくなり、「自分が知らない」ということを知りたくない、という慢心につながってしまうのです。

孔子は、この知識と、それを使う際の心根、両方のバランスを大切に伝えてくれています。私も、気学という「知識」と、それを使う「心根」の両方が必要だと考え、孔子から学び、それを継承しお伝えしているのです。

🔑 人格形成には「知識」と「心根」の融合が必須

心根を学んでくださっている方は、同時に「まだまだ知識も足りない」と理解してくださっていると感じています。

知ることは、人格形成、人間形成、人柄形成につながります。

はっきり言ってしまえば、心根だけで人柄は整いません。心根だけだと、ふわふわしてきれいごとで終わってしまう可能性があります。

大切なのは、「そのあなたの心根を、使う知識を持っていますか？」ということです。

私は、まず自分と自分の家族が幸せになるために知識を使うことを「陰徳貯金」と表現しています。まず自分の足元である家族が整ったら、次に周りの人たちのために使う。これが、愛情の使い方の理想だと考えます。

愛情だけが膨らみ、知識の学びを避けて愛の学びばかりを行っていると、結局自己中心的な愛が膨らみ、家族内でバランスが悪くなっている人がいませんか？

それは、その人の問題であると同時に、あなた自身の問題でもあります。家族に問題が出る時は、あなたの内面が、一番身近な鏡である家族に伝染して現れている状態です。

そこに気づくことができず、目に見えないものにばかり頼ってしまうと、バランスを崩してしまいます。

私は、愛と知識、両方のバランスが絶対的に大事だと確信しています。

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🌟 ワーク：愛と知識のバランスを整える

ワーク⑤つ

1. 【知識の棚卸し】：今の自分が「知っている」と思っている専門知識やスキルを書き出しましょう。それらを実際に「行動」に使えているか、使えていないならその理由も考えてみましょう。

2. 【心根の点検】：「愛」や「優しさ」に基づいた行動について、直近一週間で誰かのために行った行動を3つ書き出し、その動機が「見返りを求めない純粋な愛」であったか自己評価してみましょう。

3. 【行動目標の設定】：知識不足で行動に移せていない分野を一つ特定し、その知識を得るために今日から始める具体的な行動（例：関連書籍を1冊読む、専門家の話を聞くなど）を決めましょう。

4. 【偏愛チェック】：自分の家族や身近な人への「愛」が強すぎるあまり、その人たちの成長や自立を妨げていないか、客観的に評価してみましょう。相手の課題を「自分の問題」として引き受けすぎていないかを確認します。

5. 【バランス行動計画】：今週、新たに学んだ知識（知識のインプット）を、どのように愛のある行動（アウトプット）に活かすか、具体的な計画を立てて実行に移しましょう。

✅ 愛と知識のバランスチェックリスト（10個）

1. 新しい知識や情報を、積極的に学ぼうとする意欲がありますか？

2. 学んだ知識を、自分のためだけでなく、誰かを幸せにするために使っていますか？

3. 目に見えない精神的な事柄だけでなく、現実的な行動も重視していますか？

4. 自分の信じる「愛」の感情が、他者への執着や依存になっていませんか？

5. 知らないことを素直に認め、「知りたい」という向上心を持ち続けられていますか？

6. 知識やスキルを磨くことと、心のあり方を整えること、両方に時間をかけていますか？

7. 行動を起こす前に、それが誰のためになるのか、心根を問い直す習慣がありますか？

8. 家族や親しい人に対し、愛を注ぐ一方で、彼らの自立を妨げるような過保護な行動をとっていませんか？

9. 自分の知識や能力に満足せず、慢心することなく学びを継続できていますか？

10. 周囲の意見を聞く際、感情論ではなく、知識や論理に基づいた意見にも耳を傾けていますか？