人生のステージごとに学ぶ「信頼される生き方」
こんにちは。有宮里夏です。
私の学んできた気学や周易、論語の学びを通して、年代ごとに大切にすべきことについてお伝えします。
人生には節目があり、それぞれの年齢に応じた役割があります。
今回は「35歳まで」「36歳から54歳」「55歳以降還暦からの第二の人生」という3つのステージに分けて、身につけたい習慣や考え方を整理しました。
35歳までに身につけたい「信頼される習慣」
気学では9つの星を一巡するのに9年。
それを4巡した36歳手前までが、いわば「土台づくり」の時期です。
特に大切なのは 信頼される人間になること。
そのために、次のような習慣を意識しましょう。
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約束を守る
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素直に学ぶ姿勢を持つ
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不平不満を言わない
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自分の居場所をはっきり伝える(報告・連絡・相談)
この時期は人格や人間性を形づくる基盤の期間です。
「信頼される癖」をつけておくことが、次のステージで大きな力になります。
36歳から54歳は「習慣を実践し、成果を出す時期」
この年代は社会的にも活躍の中心となる時期。
35歳までに身につけた信頼の習慣を、実際の行動に落とし込み、習慣化していくことが大切です。
この時期に意識したいことは次の3つです。
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問題から逃げない
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言い訳しない
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前向きでいる
責任や役割が増える時期だからこそ、課題に正面から向き合うことが求められます。
55歳以降は「人生の仕上げ」
55歳以降は、今までの学びや経験を「仕上げ」に向かわせる時期です。
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自分の軸を持ち、哲学的な思考を確立する
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身辺を整え、誠実に生きる
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「与える喜び」を大切にする
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言葉の選び方を誤らない
還暦以降に大切にしたいこと
還暦(60歳)を迎えると、人生は新しい循環の始まりに入ります。
ここからは「与える生き方」「豊かさを味わう生き方」へとシフトすることが求められます。具体的には次のような姿勢が大切です。
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哲学や人生観を持ち、自分の軸で生きる
→ 人に流されず、自分らしい価値観を確立しましょう。 -
欲よりも「大切な心根」を優先する
→ まだ「自分が、自分が」と執着していると苦しくなります。
欲ではなく「本当に守りたいもの」を大事にすることが人生を軽やかにします。 -
与える喜びを知る
→ これまで積み重ねた知恵や経験を惜しみなく周囲に与えましょう。
それが自分の存在価値を高め、周囲からの信頼をさらに強めます。 -
言葉に注意する
→ 傲慢にならず、優しい言葉を選ぶことで人間関係がより豊かになります。
こうした生き方を実践できれば、還暦以降は「人生の成功と豊かさ」を味わえるステージとなります。
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この段階までに培ったものを社会や周囲に還元し、豊かな人生へとつなげていきましょう。
年齢別チェックリスト
35歳まで
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約束を守れている
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学ぶことに素直である
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不平不満を言わず努力できている
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自分の居場所を報告している
36〜54歳
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問題から逃げず向き合っている
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言い訳せず行動している
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苦しい時でも前向きな姿勢を保てている
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習慣にした信頼の行動を続けている
55歳以降
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自分の軸(哲学的な考え)を持てている
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身の回りを整えている
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自分の経験や力を人に与えている
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言葉選びに注意し、謙虚である
還暦以降
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欲より大切な心根=仁愛を優先できている
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与える喜びを実感している
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柔らかい言葉で人と接している
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年齢別ワーク
ワーク1:立ち位置の確認
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今の自分の年齢を基準に、「やるべきこと」を振り返りましょう。
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足りない部分は書き出して、これからの行動計画を立てます。
ワーク2:信頼行動の実践
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1週間の中で「約束を守った回数」や「前向きに取り組めた出来事」を記録。
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できなかった部分は、次回改善のヒントにしましょう。
ワーク3:人生の仕上げメモ
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55歳以降の方は「自分が周りに与えられること」を3つ書き出す。
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まだ若い方は「将来、人に与えたいもの」を考えてみる。
まとめ
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35歳まで … 信頼される癖をつける
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36歳〜54歳 … 習慣を実践し成果を出す
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55歳以降 … 人生の仕上げとして与える生き方へ
- 還暦以降 … 欲から解放され、与える喜びと豊かさを味わう
年齢ごとに役割は変わりますが、共通するテーマは「信頼される人になること」年齢が上がるほど課題は増えますが、同時に「人生の深み」も増していきます。
どの世代であっても大切なのは「信頼される生き方」を軸に置くことです。
ぜひチェックリストを活用し、自分の立ち位置を見直してみてください。
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