こんにちは！有宮里夏です。
いつもお読みいただきありがとうございます。
気学は「方位学」ではなく「気づきの学問」
今日は、私が長年学び、日々の暮らしに活かしている「気学（きがく）」についてお話しします。
気学と聞くと、「方位」や「吉方位取り」といった言葉を思い浮かべる方が多いかもしれません。確かに、方位を意識することは大切な学びの入り口です。しかし、本来の気学は、単なる方位の知識ではなく「生き方の学問」なのです。
「気をつける」とは、心をどこに置くか
私たちは日常でよく「気をつけてね」と言いますよね。
それは単に「注意して」という意味だけでなく、「心を込めて、今に意識を置く」ということ。
つまり「気をつける」とは、「自分の心をどこに置くかを意識する」ことなのです。
人間関係、仕事、家庭、すべての場面で、自分がどんな“気”を出しているかに気づく。
これが、気学の根幹です。
「応援してもらえない」と感じるときに見直すこと
「誰も私を応援してくれない」「理解してもらえない」と感じることはありませんか？
そんなときこそ、気学の実践が大切になります。
気学を学ぶ人は、自分の外側ではなく、内側に原因を見つけようとします。
「なぜそう感じるのか」「自分は誰を応援しているのか」。
まずは自分から他人を応援することを意識するのです。
「応援してもらう前に、相手を応援する」
このシンプルな行動が、やがて自分にも返ってきます。
人のために心を向けることで、気の流れが変わり、自分の運も動き出すのです。
「嫌なことをされたとき」こそ、気づきのチャンス
人間関係の中で、傷ついたり、腹が立ったりすることは誰にでもあります。
でも、そこで相手を責めたり、自分を閉ざしたりするのではなく、
「自分は同じことをしない」と決めること。
それが、気学の教えに通じます。
嫌なことをされたからこそ、
「自分はそうしない」という気づきを得られた。
そう思えた瞬間、あなたの“気”は整い、人生の質が変わり始めます。
本来の気学とは「人格形成の学問」
気学とは「気を学ぶ」「気づく」ための学問です。
星の性質や方位の知識だけではなく、
「どう生きるか」「どう心を整えるか」を学ぶ、いわば“人格形成の道”です。
ですから、たとえ方位を取っても、
心の在り方が整っていなければ、運は動きません。
一方で、日々の中で小さな気づきを積み重ねていくと、
気学はあなたの生き方そのものを変えてくれます。
まとめ
気学は「占い」でも「方位取り」だけでもありません。
自分の“気”を整え、他者を思いやり、日々を丁寧に生きるための学びです。
外に答えを求めるのではなく、内側の気づきを育てることが、
本当の幸せや豊かさにつながります。
🌿今日のワーク
- 今日、自分から誰かを応援できたことを一つ書き出してみましょう。
- 嫌だと感じた出来事を思い出し、「そこから何を学べたか」を言葉にしてみましょう。
- 明日から「気をつける」場面で、どんな“気”を出したいかを意識して過ごしてみましょう。
✅気づきチェックリスト（10項目）
- 最近「誰も応援してくれない」と感じていないか
- 自分の“気”を整える時間を取れているか
- 他人の言葉や態度にすぐ反応していないか
- 嫌なことが起きたときに、学びとして受け取れているか
- 「気をつけて」という言葉の本当の意味を感じられているか
- 忙しさの中で自分の心を置き去りにしていないか
- 誰かを応援することを日常の習慣にできているか
- 比較や嫉妬の気持ちに気づいて手放せているか
- 「なぜ自分ばかり」と思う前に深呼吸できているか
- 感謝の気持ちを言葉にして伝えられているか
💌読者さまへのメッセージ
どんなときも、「気づき」はあなたの中にあります。
気学は、その気づきを育てるための学問です。
外の出来事に振り回されず、心穏やかに過ごす日々の中で、
少しずつ自分を整えていきましょう。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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