はじめに
こんにちは!有宮里夏です。いつもお読みいただきありがとうございます。
今回は「習慣(ルーティン)」についてお話しします。日々の生活の中で、私たちは知らず知らずのうちに多くの習慣を持っています。年齢を重ね、経験を積み、役割が増えるほど、自然とルーティンは増えていくものです。それは決して悪いことではなく、むしろ成長している証とも言えます。
本記事では、習慣が増える理由や、なぜ「新しい習慣が身につかない」と感じるのか、そして自分に合った良いルーティンを育てていくための考え方を、できるだけわかりやすくお伝えしていきます。
習慣は年齢とともに増えていくもの
大人になればなるほど、私たちの生活にはさまざまな役目や責任が加わっていきます。仕事、家庭、人付き合い、学び、自分自身のケアなど、意識していなくても日常のルーティンは少しずつ増えていきます。
さらに、誰かから教えてもらった「これは良いよ」という行動や、考え方の癖、いわゆるマインドセットも習慣の一部です。小さな善意の積み重ねや、心の持ち方も、立派なルーティンとして自分の中に根付いていきます。
そのため、「習慣が増える」のはごく自然なことなのです。
新しい習慣が身につかない理由
「習慣にしたいのに、なかなか続かない」「これ以上できない」と感じる方は少なくありません。その理由は、とてもシンプルです。
私たちの1日は24時間と決まっています。その中で、自分が受け入れられる行動量には限りがあります。新しい習慣を取り入れようとするなら、今ある時間の使い方を見直す必要があります。
多くの場合、振り返ってみると「何をしていたかわからない時間」や、「なんとなく過ぎてしまった時間」が見つかります。通勤時間、移動時間、家に帰ってからの過ごし方など、少し意識を向けるだけで、無駄になっている時間は意外とあるものです。
自分の器がいっぱいになっているサイン
習慣が定着しにくい人の多くは、自分の中が整理されていない状態にあります。やりたいこと、やるべきこと、やらなくてもいいことが混ざり合い、器の中がごちゃごちゃになっているのです。
この状態では、新しいことを入れようとしても、うまく収まりません。まず必要なのは、いらないものを手放すことです。それは行動だけでなく、考え方や「やらなければならない」という思い込みかもしれません。
習慣を増やすために必要なこと
新しいルーティンを取り入れるためには、次のどちらかが必要になります。
一つ目は、今ある習慣や時間の使い方を整理し、空白をつくること。
二つ目は、自分の器そのものを大きくすることです。
器を大きくするとは、学びを続け、心の柔軟性を育てること。これは短期間でできるものではありません。だからこそ、まずは「今の自分の器の中」で何ができるのかを見直すことが大切になります。
良いルーティンは増えたほうがいい
もし「去年と比べて、良い習慣がまったく増えていない」と感じるなら、それは成長が止まっているサインかもしれません。
人から教えてもらったこと、本や学びの場で得たこと、日常で「やってみたい」と感じたこと。そうした小さな気づきを受け入れ、自分のルーティンに加えていくことが、人生を豊かにしていきます。
一つの習慣に固執せず、柔軟に入れ替えをしていく。その姿勢こそが、良い流れをつくるポイントです。
自分の無駄を見つけることが第一歩
「忙しい」「時間がない」と感じるときほど、実は無駄が隠れています。本当に必要なことと、やらなくても困らないことを分けて考えてみてください。
ここでいう無駄なこととは、「あなたでなくてもできる仕事や用事」のことです。本来、あなたがやらなくてもいいことを、つい自分で抱え込んでしまっていないでしょうか。
大切なのは、誰かに頼むという選択をすることです。家族に頼む、人に任せる、役割を分ける。簡単なことほど人に頼み、その分「ありがとう」と感謝を伝える時間を増やしてみてください。感謝が増えると、人間関係も自然と整っていきます。
一方で、本当に大事にしてほしいのは「あなたでしかできないこと」です。それは、あなたの役目であり、人生の中心となる行動です。
優先順位の第一位は、あなたでなければできないこと、そして期限が決まっていること。
ここを最優先にしてください。
しかし人は、つい目の前のことに追われてしまいます。本当は誰かがやってもいいことなのに、自分がやってしまう。これが積み重なると、大きな時間の無駄になっていきます。
だからこそ、「これは本当に私がやるべきことだろうか?」と一度立ち止まることが大切です。任せられることは手放し、あなたにしかできないことに時間とエネルギーを使いましょう。その積み重ねが、良いルーティンと余白を生み出してくれます。
実践ワーク:習慣を整えるための5つのワーク
ワーク①:1日の行動を書き出す
朝から夜まで、何をしているかを細かく書き出してみましょう。
ワーク②:無意識の時間を見つける
「何をしていたかわからない時間」に印をつけます。
ワーク③:やらなくても困らないことを選ぶ
今すぐやめても支障がない行動を3つ選びます。
ワーク④:増やしたい習慣を1つ決める
小さくて続けやすいものを選びましょう。
ワーク⑤:器を広げる学びを考える
長期的に学び続けたいテーマを書き出します。
チェックリスト:今の習慣を見直す10項目
- □ 忙しいが理由で新しいことを諦めていない
- □ 何をしていたかわからない時間がある
- □ やらなくてもいいことを続けている
- □ 一つのやり方に固執している
- □ 学びの時間が取れていない
- □ 心に余裕がないと感じる
- □ 生活が惰性になっている
- □ 習慣が増えることに抵抗がある
- □ 自分の成長を感じにくい
- □ 見直す時間を定期的に取っていない
まとめ
習慣は、年齢や成長とともに増えていくものです。大切なのは、増えることを恐れるのではなく、取捨選択をしながら、自分にとって本当に必要なルーティンを育てていくこと。
忙しさの中にこそ、見直すヒントがあります。無駄を手放し、余白をつくることで、人生はもっと軽やかになります。
読者様へのメッセージ
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
習慣を変えることは、自分自身の生き方を整えることでもあります。完璧を目指さず、まずは一つ、小さな見直しから始めてみてください。その積み重ねが、必ず未来の自分を助けてくれます。
あなたの毎日が、より心地よい流れになりますように。


